平成18年度宅建試験【問49】は出題ミスか?

平成18年度宅建試験【問49】について,答が2つあるのではないか,という問い合わせがずいぶん来ています。

私の考えでは,
【問49】の正解肢は(3)と(4)です。正解が二つ存在します

理由は,これを問題提起された受験者の方と同じ。この方は,建築基準法関連の理解については,そんじょそこらの宅建講師より数段上です。詳しくは,下のほうに表示したリンク先を参照して下さい。

私が初めて出題ミスを指摘したのは,平成13年問45についてでした。

その時は,国土交通大臣(扇 千景さん)の秘書官をまき込んで政治的な画策までしました。

でも,当時は正解番号や合格基準点が正式発表されていなかったので,私の指摘が通ったかどうかは不明です。

二度目は,平成15年問13についてでした。

この時は,大新聞社等に「タレ込んだ」のですが,私の指摘は全然通りませんでした。

中堅予備校一社と5~6名の宅建講師の賛同を得ただけで終わってしまいました。

正直言って私は,今回の問題にはかかわりたくないです。
過去2回出題ミスにかかわって,商売上いいことが無かったからです。

でも,いかなる関係機関とも利害関係をもっていない「唯一の宅建講師」としての義務は尽くしたいです。

そんな思いから,きょうの記事を書きました。今後の問い合わせはご容赦を

リンク先

もし(3)と(4)が正解とされた場合,
(3)と(4)をマークした人の両方が,得点となるでしょう。
全員が正解となる可能性は,まずないです。

平成18年10月19日(木)記

宅建 - 合格予想ライン

いやー難しかったでしょ !?

わざと伏せておいたけど,今年は,息子が宅建試験を受けました。
「親ばか」というか,最後の一週間は,手取り足取り教えてしまいました。

きのうは,深夜まで息子と二人で検討会を開きました。
息子を「洗脳する」目的もありました。
「ジタバタしても始まらない! 宅建のことは明日から忘れろ!」

息子が合格すれば,「子供を宣伝に使った」と言われます。
不合格なら,「息子とはいえ成人(21歳)の名誉を傷つけてしまいますう」。
そこで,この話は今日が最初で最後にします。

さっそく各予備校が合格予想ラインを出していますが,私の予想は30点~35点の間。 要するにわからないのです
そこで,合格予想ラインの話も,もうしません。

発表までの約1ヶ月半,仕事等が手につかない人がスゴク多いです。

でも,この期間をどう過ごすかで「人物をウツワを見ている」人も,世の中にはまだまだ多いですよ。

すべての宅建受験者の皆様,ごくろう様でした!

平成18年10月16日(月)記

宅建受験者よ,今すぐパソコンから離れよう

どんな試験も最後は自分。
「自信」こそが最大の武器。

自信は「最後の最後までやりきる」ことで生じる。
いま,私の雑文なんか読んでいるあなたは,甘い!
やりきったと自分に言えるか?
すでに「脱パソコン宣言」をした受験者も多い。

宅建は純粋な競争試験。
競争に勝つには,すべてを絞り切るしかない。

脳みそをクールダウンしているヒマなんかない。
今すぐパソコンから離れ,本を嫁!

祈 合格

平成18年10月13日(金)記

20周年

ふと気がついたら,宅建講師歴20年になっていました。

子供の頃は「お山の大将」でした。
この性格は大人になっても治らず,ためにサラリーマンは11年しか続きませんでした。
一つの事を20年も継続できたなんて,自分でも信じられません。

私は,宅建講師という仕事が大好きですが,「後めたさ」から開放されたこともないです。

資格試験の学校は,どんな所も「テレビショッピングの健康器具」に似ていると思います。

効く人には効くが,効かない人にとってはお金をドブに捨てるに等しいです。

特に合格率15パーセントなんていう宅建試験を扱っていると,この20年間「後めたさ」が常につきまとっていました。

そういう意味では,自動車教習所の教官がうらやましいです。
教習所では,95%以上の人を合格させてあげることができます。

資格試験の学校を利用することは,コストパフォーマンスが極めて悪いです。

受講者が高いお金を払ったのに,結果を出せません。
それでもビジネスになっています。

これが,私の情緒では,不思議でならないのです。

その不思議に目をつぶればつぶるほど,「後めたさ」が追いかけて来ます。

20周年を記念して,「後めたさ」を大幅に軽減させる秘策はないものでしょうか?

平成18年10月6日(金)記

複雑な心境

超直前期ということで,アクセスが急増しています。

そのうち約10パーセントの人が,一度アクセスしてくれた後「8時間以内」に,また宅建倶楽部のサイトにアクセスしています。

私は商売でインターネットをやっているので,嬉しいです。

でもね,
ネットの時代とはいえ,もっと本を読まなければダメですよ。

宅建合格に必要な情報を集めるより,それ以外の理由で来てくれる人が目立ちます。

ハッキリ言って,超直前期というのは,ネットで気分転換する時間なんかないんですよ!

アクセスが急増しているのは嬉しいですが,心配でもあります。

平成18年10月2日(月)記